関西生命線

開設２０周年祝う

２０１０年１１月２７日（土）に、中央区の市立中央会館で、開設20年を祝う感謝の集いを開きました。約130人が出席し、活動への思いを新たにしました。

最初の記念式典では、開設以来各種の事業に協力してこられた個人11人と、 11団体に感謝状を贈呈しました。

代表　伊藤みどり	司会　大塚　雅春さま

実行委員長　尾崎　琢磨さま	岡村　恒牧師さま

来賓ご挨拶　黄　諸侯さま	来賓ご挨拶　古市　正文さま

来賓ご挨拶　西澤　信夫さま	来賓ご挨拶　多賀谷　俊史さま

来賓ご挨拶　南　一成さま	感謝状授与代表ご挨拶　秀浦　國昭さま

荘　発盛さん　人生に大きな影響を与えてもらっています。妻と子ども４人が今いるのは関西生命線のおかげです。	本田玉娟さん　　１１年前、関西生命線の小さなチラシに救われました。多くのボランティアの人との出会いに感謝しています。



―２０年の歩みによる映像― この20年間、テレビ・新聞のたくさんの取材と支援をもらいました。その映像は20年間で約３時間ありました。発足時の1990年11月10日のNHKニュースをはじめ、多くのテレビ局から放送された映像を関西テレビと毎日放送のご協力によりこの日のために27分間にまとめたものが紹介されました。

第２部として直木賞作家の難波利三さんが講演され、受賞作品「てんのじ村」の執筆経緯などを紹介。「てんのじ村」の売れない芸人に芸を見せてもらうと、全く面白くなかったが、見続けているうちに「こんなしょうもない芸を数十年も続けているなんて、もしかしてすごい人物では」と思い、その芸人根性を描いたところ、受賞に輝いたという。難波さんは「しょうもないと思えることも、実は、見方を変えれば宝物。電話相談で嫌になることもあるかもしれないが、素晴らしい財産になる」とエールを送った。最後に難波さんは、人には誰もが等しく持っている素晴らしい、大きな宝物がある。それは人生の宝物であると熱い思いで語られたのが印象的。それは「人と人の出会い」であると。

作家　難波　利三さま

第３部は場所を移し難波の中華料理店で感謝の夕べを開き、楽しいひと時を過ごし、仲間の結束を新たにしました。